歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

さよなら 2020年

去年度末に「ブログ初心者講座」を受講し、 今年の元旦から始めて 「よし!毎日更新するぞ!」 と決意するも、一日だけ、お休みしました。 姉の召された日でした。 コロナ禍で、大変だったこと、学んだこと、 激動の年でした。 そんな中で、少しでも、 心が…

感性の赴くままに

説明の義務はない わかる人には わかる・・・たぶん

楽しいお仕事

話しを土産に 訪ねていって た~んと 話も 聞いてやり 泣いて 笑って 日が暮れて 夕餉をいただき そいじゃ また そ~んな お仕事が あってもいいなぁ

振り向けば別?

ゆっくり本を読もうと ファミレスに寄った。 早朝で 空いた店内に 若い女の子二人が キビキビと働いていた。 笑顔も爽やかで なかなか良い感じ。 ところが、厨房に向かうカウンターに入ったとたん、 「 あのさ~、 この前さ~、 携帯で ・・・ 」 「 へ~! …

刺身のつま

給料日には、おいしい刺身を買ってやろう。 いつも、スーパーの残り物ばかりじゃかわいそうだ。 タカシもミンミも育ち盛りだというのに・・・。 父親がいれば、肩車して おでん屋に 連れてってやったかもしれない。 私に金持ちの彼氏でもいれば、 ベンツでス…

サンタクロースはいるもん!

中学になったら、バイバイ。 高校生のカノンちゃんは お友だちにからかわれて 言い返しました。 「サンタクロースはいるもん!」 「じゃ、昨日は? 昨日も来たの?」 カノンちゃんは首を横に振りました。 「ほ~ら、やっぱ・・・・・・」 「中学生からは 来…

MERRY CHRISTMAS

楽しみだな~

プレゼントを用意した 楽しみだな~ 楽しみだな~ 人の喜ぶ事を考えて 心が一杯の時は 自分の心配など 吹き飛んでしまうね

落ちた飴

哲学科出の奥さんを持つ歯医者が、 こんな話をしてくれた。 新宿にある伊勢丹デパートへ 買い物に行った時のこと。 三歳の我が子が、しゃぶっていた飴を落っことした。 クリスマスシーズンでごった返す中、 飴はコロコロ転がって、 宝石の陳列されたショーケ…

ただ友のため

私はかつてパニック症状に苦しんだことがあります。 運転中に突然心臓がバクバクし、冷や汗が出、 身の危険を感じて、車を路肩に停めました。 もともと運転は好きな方ではなかったので、 バスやタクシーを利用しましたが、 それ以来、仕事以外で出るのがおっ…

仮の宿

坐禅 マナミは タカオと このまま賃貸を続けるか 持ち家を建てるかで もめていました。 タカオ 「 いいじゃん。 アパートだってさ~。 今の広さで十分じゃん 」 マナミ 「 子どもが産まれたら どうするのよ。 年取ったら どうするのよ 」 タカオ 「 そんとき…

安物買い

「マチコが言うのよね。 良いものを買って、 大事に、末永く使うのが賢い買い物だって」 クミコが彼氏に言いました。 「それなのに私ったら、 バーゲンと聞いたらすぐに飛んでいくし、 並んでいる列を見ると燃えちゃうし、 ウナギよりサンマの蒲焼きでいいっ…

ミス

ハワイ土産を持ってきた友人と、 フラダンスとウクレレの話をしているうちに 「久しぶりに歌うか!」ということになり、 三時間ほどぶっ通しで声を張り上げた。 いや~、気持ちよかった! ギターの調弦がうまくいかなかろうが、 少々音程が狂っていようが、…

カウント・ダウン

時計は すでに 夜の十一時を回っています。 ほぼ 話しも尽きたのに、 二人の若い先生は 腰を上げようとしません。 せっかく 退職祝いをしてくれているのに 当の本人から 帰るとも言えず ハツコは 今日までの同僚が あらたに ビールを注文する姿を うらめしく…

それでもクラスメートか?!

「三年二組、白井勝子先生!」 わあー!! 担任発表の日、 三年二組の列に並んだ子どもたちから 大きな歓声が上がりました。 勝子先生だ! わ~い わ~い! と、嬉しくて仕方がない様子です。 でも、一人だけ、 百合子は 心配そうな顔をしていました。 「勝…

敬語

敬語を使うかどうかが問題なのではない。 どういう気持ちで使うかが大切なんだ。 臨時の若い女の先生が、 階段を下りていくベテランの男性教諭の後ろ姿に 親しく話しかけた。 教諭は振り向きざま 「私はあなたのことを認めていませんからね」 と言い放って、…

ぎゅ ぎゅっ! とね

モトコ先生は、給食の残りが あまりにも多いので 気になっていました。 それで、食缶に半分も残るごはんを おむすびにしてみました。 すると、あ~ら 不思議! すぐさま 子どもたちの手が伸びて、 あれよあれよという間に おむすびが消えていきました。 それ…

命の食べ物

植物は 切っても コップの中で またしばらく 芽吹くけれど 肉は 腐れるだけやもんな~

誤算

カナコは放課後、 合唱部の狭い部室で ピアノの練習をする。 ピアノには、上から下まで すっぽり覆う カバーが掛けられている。 タカシは恐い面を被って、 椅子とピアノの間にしゃがんでいた。 いよいよカナコがやってきて、椅子に腰掛け、 カバーを開こうと…

再配達の喜び

コロナ禍の中、 宅配業務が繁忙を極めていると聞きます。 人手不足にもかかわらず、再配達も度々。 暑い時には、冷たい飲み物を用意してましたが、 寒くなってきたので出し控えていました。 けれども、再配達してもらう時には、 栄養ドリンクなどをお渡しし…

朝はクラシック

このごろ朝はクラシック。 バロック音楽なんかいいな。 さわやかだし 空気まできれいになるような気がする。 歌曲では フィッシャー・ディ・スカウの ドイツ・リート 生まれて初めて 音楽で身の毛が立つほどの感動を覚え 「菩提樹」のレコードをすり切れるま…

二重の損

病院の待合室で タツコはイライラしていました。 予約だというのに 「 先生が まだ 来てないんです 」 と だいぶ待たされていたからです。 何回か 「 まだですか? 」 と聞いた後、 とうとうタツコは看護師に言いました。 「 二時間近くも 待たされてるんで…

応援

アサコにとって ほんとは どうでもいいことでした どっちが勝つか、 なんて。 若い肩に それぞれの国を背負って 競技する選手達は、それだけで 拍手ものです。 だけれども 「 どっちも がんばれ~ ! 」 では どうも 力がはいらないから みんなと一緒に 「 …

自分を責めるのも 逃げ

クヨコさんは 同僚が 休んでいるのが 気になっていました。 「私が、あんなこと 言ったからかしら・・・」 家を訪ねると お母さんが 出てこられて 「カナエは、部屋に 閉じこもったきり ご飯も食べないんですよ」 と言います。 その言葉を聞いて、 クヨコさ…

自己アピール

「もう、やだ。 死にたい」とつぶやくマナに お姉さんが言いました。 自己アピールが強すぎるんだね。 死にたい なんてさ たとえばさ 無人島かなんかに たった一人だと考えてごらんよ 死んだって だ~れも あら~! とか まあ~! とか言ってくれないよ そし…

もしもし

街中を歩いていたら、後ろから 「もしもし」 どきどきしながら 目一杯の笑顔で振り向くと どこかの兄ちゃんが、携帯電話していた おちゃらか おちゃらか おちゃらかほい ナンパじゃねぇのか おちゃらかほい!

自分のスタンス

相手の出方をうかがって コロコロ自分のスタンスを変えないようにしよう 自分の思っていることが基準 相手がどう思うだろうではなく 書き物だってなんだって こちらの手を離れてしまえば 後はどう思おうが相手の勝手 理解し合おうとする努力は大事かもしれな…

コンニチワ~

犬と散歩しているときに アメリカ兵にとっ捕まったことがある 軍のフェンスぎりぎりに歩くなと言うのだ どこの国よ! あんた何様? 日本語しゃべれ! 日本語! と 心の中で息巻いているうちに なんとか釈放された それ以来 ますます迷彩色アレルギーが高まっ…

ケタケタ笑う

近頃 ふさぎがちな タカコに お友だちが 綾小路きみまろのライブCDを 貸してくれました。 最初は 「 なによ こんな毒舌 」 と 聞き流していましたが、 いつのまにか 軽妙な語り口に引き込まれ ついには 吹き出してしまいました。 笑った後は 爽やかな気分…

一人になれる時間

「 ねえ、 あなた 聞いてるの? 」 トミコは タカオが 自分の話に いつも 上の空でいるのが 気に入りません。 家のことや 子どものことで 色々と 話したいことがあって 待ちわびているのに あ~ だの うん だの 生返事ばっかりで 自分に しっかり向き合って…