誕生日プレゼントに 腰ベルト付きガードルを戴いた。 穿いてみると かなりき・つ・い！ 送り主に 「いつも、こんなの 穿いてんの？ 下半身 窒息しない？」 と言ったら、 「いやなら穿くな！ あなたに必要だと思ったから 送ったんだ」 とのたまう。 「なら、…

ごめんね。 が いっぱい。 ありがとう。 も いっぱい。

おそれるな たかが人ではないか あの人も私も うたかたの宴を終えて ともに還りゆく身ではないか

娘に 「人のこともいいけど 家のこともして」と言った。 あってるけど 別々のことだ 別々に言おう。 ＊＊＊＊＊＊＊ 教会員の前では にこにこしているけれど 家族の前では 声を荒げている 知り合いの牧師さんを 見咎めると 「内輪でもめてても 人は関係ない…

「お母さんは私が嫌いなんだ！ 出て行けばいいのにと思ってんでしょう！」 娘のマヨにそう言われた時、 クニコさんは、売り言葉に買い言葉で 「ああ、出て行くなら出て行け！」 と言いそうになりました。 マヨは中学になって、ピアスをしたり、 夜遊びをする…

わたしゃ、どうも ワインの酸化防止剤（亜硫酸塩） が苦手だ。 頭が痛くなる。 そんでもって、買う時は たいてい赤で 無添加の甘口になるのだが、人様から頂いた物に いちゃもん つけるわけにもいかず、さて、 どうしたものかと思案橋ブルース。 たまたまサ…

産後 義父母の家にお世話になっていた時のことです。 ろくに寝れない私と生まれたての娘を、 「静かに寝かせてあげたい」一心で、 義父が、窓辺に掛けていた目白の籠(かご)を 隣の部屋に移そうとしました。 そ～っと そ～っと はずして、 そ～っと そ～っと …

ほんの小さな ひとことで 傷つく人がいるなんて 笑っちゃいけないよ あなたにとって ささいなことが とてつもない大きさで 相手の胸を突くことだって そりゃ～あるんだから

犬がうんちした ただそれだけのこと あのさ エネルギーの総量って 決まってるらしいよ もう いくら使った？

やられたらやり返す？ アメリカ在住の姪っ子と話しをした時のことです。 同じく日本人のご主人が、アメリカの友人に 射撃の練習に行かないかと誘われたそうです。 護身のためです。 私「銃を持ってるの？」 姪「ううん。これを機に家に置こうかと マサ（ご主…

年賀状もキチンとくるし、愛想もいいのだけれど、 どうしても好きになれない人がいる。 なんでだろう？ ある日、パンを食おうとした たまは、 はたと気づいた！ その人の家に遊びに行った時、自分の子にだけ、 蜂蜜のたっぶりかかった パンをくれたのだ。 ア…

自分を勘定に入れず その人が立ち直ることに焦点を絞る 頼られる心地良さの中で 家族が助け合う機会を奪ってやしないか 私たちの行動が 人と人との溝を 深める結果になってはいけない

悪い人じゃないって わかってる この人は 変わらないってことも でもいい 言ったことによって 私が すっきりするから あ の さ ～ ！！ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 好きにならなくていい ましてや 愛するなんて とても無理 でも 私と同じ人として 大切にす…

ユキオは、この頃バスの中から見かける浮浪者が、 気になっていました。 薄汚れた帽子から白髪がはみ出している 六十から七十歳くらいの じいさんなんですが、 日焼けした腕や ふくらはぎの部分が隆々として、 いかにも元気そうに街中を闊歩しています。 飲…

お友だちが ある日 娘さんに言われたそうです。 「お母さんと お父さんの面倒は 私がみる」 な、なんと 感動的な お言葉！ そして 次に 「でも 同級生だからって 一緒にボケられても困るから『時差ボケ』してね」

ヤスシには 思い出があった。 受験生の頃、憧れの君を 図書館で見かけることを 願いながら 勉強したことだった。 朝早く出かけて、夕方遅くまで 待っていた。 やっと、彼女が現れた時、ヤスシの胸は高鳴った。 つかず離れず、目線に収まるように席を取りなが…

カツヨさんは、ほぼ毎朝、 歩いて１５分程の海浜公園へ行きます。 広場で軽い体操をした後、 海に向かって置かれた石のベンチに腰掛けます。 ここは、お気に入りの場所です。 少し汗ばんだ額（ひたい）を、 潮風が心地よくなでていきます。 目を閉じて、波の…

カオリは、７年ぶりに職場復帰しました。 子育てで、休んでいる間、 小さな歯科医院の様子は一変していました。 以前から居る人は受付にまわり、学校を卒業したての 衛生士と助手が中を仕切っています。 衛生士はとても美人で、院長のお気に入り。 助手は、…

夜のことです。 おねえさんが 「おかず かってきて」と、いって千円だしました。 そしてまた 「おかしも かっていいよ」と、いいました。 わたしたちは、はじめは しずかでしたが、 おかしというと、みんな「わっ」と、しました。 あしたは、えんそくです。 …

「ぼく、いえで する」と、 三歳のダイくんが言った時、 お父さん お母さんはびっくりしました。 ダイくんは、さっさと愛車にまたがると、 保育園の方向へ走り出しました。 どうやら、お父さんの「出勤」と、 どこで覚えてきたのか「家出」が ごっちゃになっ…

しあわせは こぼれていくもの あたえられる ものではない

私は花粉症の体質改善をしたくて、 断食を得意とする内科医院に 10日間入院したことがあります。 私のように、短期はまれで、他の人は数か月や半年、 しかも、何度も入院している方も 珍しくありませんでした。 肥満の人、あるいはアトピーで 皮膚がただれた…

人の体験に 直ぐに自分の体験を重ねたり 人の話のすき間を狙うように 自分の話を入れたり それって 聞いてるようでいて その実 自分の話すチャンスを 伺っているだけ なんじゃないかな

箱つくり マコは 小学校三年生です。 今日も、気の重いお使いを お母さんに頼まれました。 別居しているお父さんの家に、 生活費をもらいに行くのです。 氷屋の前を通ると近道なのですが、 そこに働いている人のガラが悪くて、 マコをからかうので、 わざわ…

いやなこと いやなこと いやなこと みんな み～んな 流しちまえ あ～ すっきりした～！！

ヨシエちゃんは、引っ込み思案の中学一年生です。 「このままでは、学校で いじめられてしまうんじゃないかしら」 心配したお母さんは、ヨシエちゃんを 知り合いの空手道場に通わせることにしました。 何回か遊びに行った折に、ヨシエちゃんが 興味深そうに…

椅子は ひとつしかない ひとつしか 座れない 安らかなときは 怖くない 笑っているときは 怒れない 喜んでいるときは 悲しめない さて わたしの椅子に 今は 何を座らせようか

出産時の帰郷。 サナエは三ヶ月間、 夫の実家に 産まれたばかりの息子共々 身を寄せる事になりました。 初孫とあって、産まれた時は 親戚中が集まって大騒ぎでしたが、 一ヶ月経った今も、 義母はカズオを下へも置かぬほど、 大事にしています。 生活のすべ…