歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

清明祭

f:id:tamacafe:20220417162746j:plain

昨日は清明祭で 夫の実家のお墓へ行きました。

そこで ご馳走を広げるのです。

 

かつては 親戚中が集まって賑わいましたが 

今は コロナの影響もあって 

一家族ずつの少人数でやります。

 

わたしの夫は長男ですが 

かつては教会に通っていたこともあり 

仏壇を継ぐのを嫌がりました。

 

それで 一度は 父親に「勘当する」と

言われたこともあります。

そこを 次男が自ら引き受け 事なきを得ました。

 

今は教会から離れたとはいえ やはり 

仏壇に手を合わせたり 線香をあげたりするのは 

ちょっと気後れする時があります。

 

義母を中心に みんな揃って 手を合わせて 

はい! という時に 

「宝くじが当たりますように!」と 

声をあげたのは 次男でした。

 

普段は 寡黙な人ですが 

周りの人の気持ちを察して 肝心な時に 

和やかな気分にしてくれるのは 

いつも 彼なのです。

 

家の伝統を継ぐものとしての資質は 

柔和さの中にある寛容の心なのかもしれません。