歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

もしここが天国だったら?

 

この世に生まれた時、私が知っていたのは、

愛すること、笑うこと、

自分の光を明るく輝かせることだけでした。

 

でも、成長するにつれて、世間の人から

笑うことをやめるように言われたのです。

「この世で成功したければ、

人生を真剣に受け止めなければいけない」と。

だから、私は笑うのをやめました。

 

「傷つきたくなければ、

誰を愛するかには注意しなさい」

とも言われました。

だから、私は愛するのをやめました。

 

さらに、

「あなたの光を明るく輝かせてはいけません。

さもないと、みんなの注目を浴びてしまうから」

と言われました。

だから、私は輝くこともやめました。

 

私はどんどん小さくなり、どんどん弱っていき、

やがて死んでしまいました。

 

そして死の扉を超えた時、人生で重要なのは、

愛して、笑って、

自分の光を明るく輝かせることだけだった

とようやくわかったのです。

 

アニータ・ムアジャーニ著

「もしここが天国だったら?」より

 

 

アニータの著書第二弾です。

最初の本「喜びから人生を生きる!」

が世に出てから アニータの元へは全世界から

相談や助けを求める声が寄せられました。

 

私は人々の苦しみを感じると同時に、

みんなを助けられない

自分の痛みを感じていました。

 

その痛みに圧倒されてしまうことさえありました。

そして、徐々に私自身の喜びが失われていき、

もうこんな状態は続けられないとわかったのです。

 

私の本は人生に喜びをもたらす方法を伝えるのが

目的でしたが、私自身が他人の苦しみを

感じてばかりいたら、どうして世の中に

喜びをもたらすことなどできるでしょうか?

 

講演会やら個人セッションやら 

できる限りの対応をしながら 限界を感じ 

生まれたのがこの本でした。

 

私たちが天国のような現実を創るには

どうすればいいのかを理解すれば、

今生きている人生が天国になる

 

というコンセプトで著された本です。

 

中でも 他のスピリチュアル系本

と一線を画すのは エゴに関する部分です。

 

「私にはわかりません。

ほとんどのスピリチュアルな教えでは

『エゴが私たちのスピリチュアルな成長を

邪魔しているので、それに打ち勝つか

超越することを学ぶ必要がある』と言っています。

エゴを受け入れるように言っているのは

あなただけです。 それはどういうことか、

説明していただけますか?」

 

という質問者に対し

 

もしエゴが必要でないなら、

それを持って生まれてくるはずがありません。

 

と言って その根拠を示すのです。