歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

さなぎ

オオゴマダラの蛹

弱い間にも 力は 蓄えられている

 

 

畑仕事をしていると 

自然のすごさに圧倒されるばかりです。

 

ゴマ粒ほどの種が育って たわわに実を付けたり 

 

グアバの木を移植しようとして 

その根の深さ 張り具合に驚嘆したり。 

 

小さな虫たちが ものの見事に 

キャベツを レース飾りにしたり。

 

とりわけ 得体の知れないさなぎから 

何が出てくるかと ドキドキします。

 

強さって何だろう。

 

わたしの中学時代の友人に カッパというあだ名の 

いつも へらへらしている人がいました。

 

この人は 誰にでも 平気で話しかけるのです。

気おくれとか 恐いものとかが 無いようなのです。

 

勉強ができるわけでも 

スポーツが得意なわけでもありません。

 

でも なぜか 中学の同窓会で探してしまう。

会いたい人なのです。