歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

からだに「おつかれさん、ありがとう」

痛みもゆがみも懸命に生きた証

 

「薬や医者、病院に頼りすぎず、

 自分のからだの声に耳を傾けて、

 自分の力で不調や痛みをとり、

 健康になりましょう」――これが、

僕がいちばんお伝えしたかったメッセージです。

 

そして最後にお願いしたいのは

「いままでのあなた自身を、

 決して責めないでくださいね」ということ。

 

「こんなにひざが痛むようになったのは、

 いままでの私の歩き方、食べ方のせいだった」と、

反省ばかりして、落ち込み続けていても、

なんの得にもなりません。

 

今日から、いまこの瞬間から、

からだの使い方をガラリと変えればいいのです。

 

むしろ、

「いままでとてもがんばってくれてありがとう」と

ひざをいたわり、ほめてあげましょう。

 

そして自分のからだを

大切にいとおしんであげましょう。

 

ひざは、

いつもあなたの人生とともにありました。

あなたを乗せて、

さまざまなところへ運んでくれました。

 

苦楽をともにしたかけがえのないひざは、

あなたのことならなんでも知っているはず。

あなたのいちばんの理解者です。

 

だから、ひざに感謝をして、

「これからもよろしく」と

ねぎらってあげましょう。

そんな「感謝の心」こそ、

いつまでも自分の足で歩くための

“根っこ”になってくれるのです。

              (本文より)

 

膝の痛みがあって あれこれ選んでいる時に 

一番しっくりきた本です。

この本に紹介された簡単な体操で 

ほとんど痛みを感じることがなくなりました。

 

驚くべきことに「再生しない」と

思われていた軟骨が この体操や 

適切なケアによって

「再生可能」と書かれていることです。

 

海に近い総合病院に、

常識はずれ”な医者がいます。

「手術の名手」と呼ばれながら、

「すぐには手術をしない」医師。

そんな医師のもとに、

今日もたくさんの患者さんが列をなします。

歩ける喜びを取りもどすために。

               (巻頭ページより)