アイロン
「パジャマにも アイロンかけたの?!」
帰郷してきた娘は あきれたように言いました。
お出かけ用の上着にアイロンかけてほしいと
お願いされていたので、
ついでにパジャマにもかけといたのです。
翌朝、娘は「気持ち良かった~」と 起きてきました。
この時はついででしたが、
私は「パジャマしか」アイロンをかけないときも、
しばしばあります。
だって、一年の三分の一は寝てるんですよ。
一日頑張った自分へのいたわりです。
三人の子を一生懸命育てている娘一家の分もかけます。
普段はパジャマを着ない孫たちも
しわの伸びたパジャマは喜びます。
洗濯好きだった母が 男用のパンツにまで糊付けして、
そのパンツが すっくと立っていたのを思い出します。