歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

姿勢

ともすると 前屈みになって 歩いてる

なにを そんなに 焦ってんだ?

肩がこる 

気がつくと 歯をくいしばっていたりする

 

ほっぺたを ぐるぐるして 

笑顔っぽく にたら にたら

ヘソ下 五センチ 臍下丹田に 意識を持ってって

足は しっかり 大地に 根付き

上半身は ゆったり 力を抜く

 

 

早朝ウォーキング。 

行き交う人々の姿勢に それまでの人生を感じます。

 

この頃 コーギーの花ちゃんが 

遠くから わたしを見つけて 

全速力で 駆け寄って来てくれたりするのが 

嬉しくてたまりません。

 

わたしの時は 飼い主さんが安心して

リードをといてくださってるみたいです。

「なでてもいいのですか?」と聞くと

「人に触られるのは好きじゃないみたい」と

おっしゃるので  

駆けつけて わたしの側の芝生で 

喜んでゴロンゴロンしている花ちゃんを 

後ろ手に見詰めています。

 

帰りには 決まって ガジュマルの木に触れます。

わたしは「ガジュ丸~」と 呼んで 

良い事の報告や 

時には 相談事を持ちかけたりします。

 

「きのうさぁ 

『たまさんが 自分の事を話してる印象がない。 

 いつも聞き役になってますよね』って 

 カンツォーネクラスで 先生がおっしゃったんだよ」

とか 「のど痛いけど なんでかねぇ」とか です。

 

そして いつもの坂に差し掛かると

「後半が盛り上がる人生ってええなぁ」と 

綾戸智恵さんの名セリフを口ずさみつつ

「うんとこしょ!」と歩きます。