歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

決別

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離れるのに 理由なんて いらない

 

相手の 悪口を 並べ立てる 必要もない

 

ただ 興味が 他に 移っただけ

 

 

 

これからも 付き合っていこうというのなら 

何としても 話をして 理解し合うに限ります。

 

でも そうでないなら 嫌な思いは 

お互いに できるだけ少ない方がいいと思います。

 

しかし これが家族となると 

なかなかうまくいかないですね。

 

私は 父が お妾さんを作って 

母や兄弟姉妹と一緒に家を追い出された身でしたので 

長いこと 父のことが 赦せませんでした。

 

ですから 姉と同じ歳のお妾さんと住む父の家には 

嫌々ながらも微々たる生活費を貰いに行く程度でした。

 

 

父が糖尿病で入院した時 

久しぶりに顔を出した私に 父は

「この 薄情者!」と罵声を浴びせました。

 

私は黙って病室を後にしましたが

「薄情者はどっちよ!」と 

怒りがこみ上げてきました。

 

今は鬼籍に入る父は 

空の上で どう思っているんでしょう。

 

少しは 反省してくれていると良いのですが。