バラになれずに
泣いてるスミレ も いない
でもね
見方を変えれば うらやむってことは
自分に近い存在ってことなんじゃないかな
自分だって なれたかもしれない とか
自分だって できたかもしれない とか ね
だからね
羨望のまなざしを
自分の可能性に向けてみようと思ったんだ
なにも その人と同じ方向じゃなくてもいい
自分らしく輝ける場所があるはずだ
そう思っていると
あの人はライオンで 私はウサギって
分けて考えることができるようになった
わたしは可愛いらしくて
ぴょんぴょん飛び跳ねるのが上手
ライオンさんのたてがみは立派で
力強いなぁって 思えるようになってきた
自分の良いところを見ていくと
相手の良いところも素直に認めて
素晴らしいな と 感じることができる
羨望が 賞賛に 変わったんだね