歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

一番おいしいもの

ドラマの中の 小さな販売店で 

客が 三本入りのアスパラを 

あれこれ手に取って品定めしていると 

奥から店主がやってきて

「どれも おんなじだよ。

最初に手にしたもの買いな」

という場面がありました。

 

それを観て 友人が 桃に 

ちょっと指をかけたとき 

店のおじさんが「さわるんじゃない!」

と大声で𠮟ったのを 思い出しました。

随分気まずい雰囲気になりましたが 

店の人にしてみれば 

大事な売り物を 乱雑に扱う客も多くて 

つい いらだってしまうのでしょう。

 

わたしの恩師が 子どもたちに

言い聞かせている方法を

教えてくださいました。

 

「お母さん。 

どれがおいしいかって どうやったらわかるの?」

と聞く子どもたちに

先生はこうおっしゃったそうです。

 

じっくり よ~っく観てごらん。

よ~っく観てると お野菜やお魚さんたちが

わたしが一番おいしいよ~って 

教えてくれるから 

二人から始まる平和

二人の人に親切にする

お礼は 私ではなく あなたも

二人の人に親切にしてください

そう言うと

その二人がまた 同じことをするので

二人が四人に 四人が八人に・・・

そうすると またたくまに

世界は住みよい場所になる

 

そういう映画もあったなぁ

ペイ・フォワード

親切の先送り

今朝のマントラ

おはようございます

新しい朝を迎えることができました

ありがとうございます

 

わたしのからだは

朝の清々しい光で覆われています

その光を通すと

良いものしか入ってきません

良いものしか出ていきません

 

わたしの血管は通り良き管です

どこにも詰まりはありません

その中には 喜びと感謝と

新鮮な酸素を含んだ血液が

元気よく流れています

 

わたしの声は

小鳥のように軽やかで美しい

そして気高い

会場の隅々まで 聴く人の耳と心に

心地よく響きます

 

わたしはこの星を

平和で豊かで愉快にするために

生まれてきました

今日も最高の自分を発揮して

世の中に貢献します!

 

必要に盛る

人の必要に応えているうちに

心が疲れてきた

 

なので

 

気が乗らないのに

ホイホイ引き受けるのを

減らそうと思う

 

そして

 

引き受けると決めたからには

こっちの責任なので

グダグダ言わずに やる!

 

けれど

 

言われるがままにやっていると

利用された気持ちになったり

つまらなくなったりするので

 

相手の必要を満たすだけでなく

相手の必要に盛る

 

この出来事を通して 自分の

ステップアップにつなげるんだ!

という気合いを込めてやる

 

そうやって 人の必要に

ちょっとずつ ちょっとずつ

盛っていくと

 

いつのまにか

もっと大きな必要に

応えられる人間に

なっているかもしれない

 

後ろ向きでも

早朝 砂浜を歩いてきました。

人がいないので 

後ろ向きでも歩けます。

 

歩きながら考えました。

 

後ろ向きでも 進んでる。

冥土(あっち)に向かって 進んでる。

 

あっちに行ったら

互いに 経験を語り合うんだろうな

 

足裏の砂の感触

夜明けの橙(だいだい

 

こんなに 悲しいことがあったよ

とか

こんなに嬉しいことがあったよ

とか

 

良いも悪いもない 

わたしの生きた証を

スクリーンに映し出して

「おつかれさま わたし」

って 言うのかもね。