歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

前衛派

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自分にもっとも足りない パッションを求めてか

岡本太郎に憧れ 描き始めたヤスシの絵が、

美術展に入賞したというので 観に行った。

「ふ~ん。 

なんか、ようわからんけど、ええんやろな」

 

一応 ほめたつもりであったが、ヤスシは 

衝撃を受けたかのように 立ちすくんでいる。

フランダースの犬のラストシーンやあるまいし、

自分の絵やのに、そんな 見惚れんでも――」

と たまは 言おうとして、

今にも泣き出しそうな ヤスシの顔に気がついた。

 

「さ、逆さま・・・・・・」

 

 

 

おちゃらか おちゃらか おちゃらかほい

頭も爆発だ! おちゃらかほい