歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

陽光

愛から出て 愛に還るのだから

その間も 愛しかない

 

太陽のように あたたかい光が

分け隔てなく 注がれている

 

物事の背後にある 愛を見抜け

 

わたしを責める要素など 微塵もない

あるはずがない

責めや裁きの光など ありはしないのだ

 

ただ 心地よく 光を浴びよう

 

そして気づくんだ

自分が愛されていることに

 

この出来事を通して 

さらに癒され 輝けることに

レガート

息子の描いた絵

声楽はレガートが全てだと言われます。

もちろん 曲によっては しゃべるように 

あるいは 怒鳴るように 

ぶった切って歌う演出もありますが 

本来は 跳躍ではなく 声帯の伸縮で 

低い音から高い音まで 

観客に途切れを感じさせないように歌うのが

いいとされています。

 

日々の生活も いきなりの成功や 到達ではなく 

コツコツコツコツ 積み上げていくものでしょう。

今日という一粒 今日という一点が連なって 

人生という線になっていくのでしょう。

 

世の中に厳しい言葉 聞きたくない言葉 が 

溢れているのなら それを 上回るような 

優しい言葉 元気の出る言葉 を 綴っていこうと 

始めたブログでした。

 

今日で 千日回峰ならぬ 千記事UP 

達成いたしました。

これまで お付き合いくださった方々 

ありがとうございました。

この先どうするのか 何も考えておりませんが 

とりあえず お休みしたいと思います。

どうか 皆さま お健やかにお過ごしくださいませ。

風の存在

紙袋が 風に舞って 風をはらんで

 

まるで いたちのように 通りを這っていった

 

がなければ 風の存在に 気づきようもない

 

 

 

「結果を出しなさい」とよく言われます。

まるで結果が全てであるかのように。

 

世の中でただ一つ確かなこと それは 

わたしたち全員がいつかは

死んでしまうということです。

 

それでは わたしたちの人生は

みんな失敗なのでしょうか。

 

癌ステージ4の兄と話をしました。

兄は一日おきの透析も受けています。

受けるまでは随分心配もしていましたが 

四時間ベッドにいる間 テレビを見たり 

看護師さんたちと話をしたり

「弁当が出るんだけど ちゃんと栄養管理されていて 

しかも うまいんだ」とニコニコしながら言います。

 

「透析のお陰で翌日は元気に動けるようになった」と 様々な無料カルチャーに参加しています。

 

傍目には「残念な」人生に見えたとしても 

今 現在のその人はどうなんでしょう。

人生の成功ってなんでしょう。

たくさん笑うこと。笑わせること

そんな成功があってもいいと思います。

いらんこと

必ず 一言 付け加えずにおれないひとがいます。

「今年は庭先のゴーヤーが豊作だった」

あーそー

「30個くらいもとれたかなぁ」

それって 豊作なの?

 

コンサートの歌良かったよ

「ありがとう」

二番目のはね

 

「あの子優秀だってよ」

ふ~ん

「水泳でもこの前一番になったんだって」

でも 心がね

 

いらんこと言って その場の空気を悪くしたり 

人に不愉快な思いをさせたりするくらいなら

「あーそー」とか「ふ~ん」とかで 

終わってほしいものです。

言葉の力 言葉の与える安らぎ

言葉の力 言葉の与える安らぎ

 

成長するにつれて 

言葉の意味が違ってきたりする

 

より深まる 深いレベルにまで届く

頭で受けている時は 本当の影響はない

 

しかし 貼ってるだけでもいいさ

じわじわ 沁みこんでくから

 

要は 捨ててしまわないこと

 

今は わからなくても 

信じて 辛抱強く 握ってみること

 

 

 

(宇宙への)信頼はあなたを笑わせる

ホーキング博士の この言葉が好きです。

人なつっこさ

人なつっこいのはいい 

でも 人に好かれようとするな

 

自分の気持ちを「かもしれない」と表現する   

はっきりせんか はっきり!

 

人は人 自分が充実するのが先 

自分が充実しとったら 

人のことは気にならなくなる

 

批判ばかりしとる人は 自分に不満なんや

 

 

文句言ってる暇があったら 

何ができるか考えようと思うこの頃であります。

 

時は秋 うだうだしている時間がもったいない!

芸術でしょ。 スポーツでしょ。

畑だって忙しいし やりたい事 いっぱいじゃん!!

森光子さん

先日「後悔しない」という記事をUPしましたが 

実は 一つだけ 後悔していることがあります。

2017回も演じられた森光子さんの

「放浪記」を一度も観に行かなかったことです。

 

カーテンコールで森は、

長い時間をかけて観客全員に手を差し伸べて、

感謝の思いを伝えた。

森が80歳を過ぎて始めた演出だ。

 

「何とも言えず、涙が出そうでした。

隅々のお客様にまで伝わるように、ずーっと。

幕がおりて、ほっとされて、

一番疲れていらっしゃるときですよね。

でもそうほっとしてもいられない、

それをやらねばならない。 主役の辛さですよね。

導いてくださったお客様を大事にするということ」

 

久しぶりに森の楽屋を訪ねた。

「森さんはあの頃、

あまりお元気じゃなかったんですけども、

すっと振り向かれて

『ああ、しばらくね、あっこちゃん』と仰いました」。「『カーテンコールまで大変でいらっしゃいますね』

とお伝えすると

『でもね。お客様があれがいいっていうから、

私続けてるのよ』と。それは忘れません」

浜(木綿子)の言葉の通り、

森は演劇や観客への愛と情熱、犠牲感を抱きながら、

90歳まで座長を務め、そして燃え尽きていった。

 

森さんの

「天国の父ちゃんこんにちわ」が大好きでした。

行商の自転車を押しながら

「こんちわ~、パンツ屋です~!」の元気な声が

今でも耳に残ります。