決めつけないで
がんばりたい ときもあれば
ゆるやかに いきたいときもある
決めつけないで
わたしは こうだ とか
あなたは ああだ とか
文章を書き続けていると
自分の意外な面に気づかされることがあります。
読み返して
過去の自分に励まされることも しばしばです。
「エミリーの求めるもの」の中で
息を引き取ろうとするカーペンター先生が
「エミリー、約束してくれ。
きみはきみ自身を喜ばせる以外には
だれをも喜ばせるためには書かないと
――約束してくれ」という箇所
その後に続く文章が わたしは好きです。
わたしもわたしのために書きます。
それが人様の心にいい具合に届いたのなら
それは おまけの 喜びです。