わたしらしく
もっと 肩の力を抜いて
人生を 楽しみなさいよ
小学生のころ 大好きなお兄ちゃんの膝に
座らせてもらった事があります。
「たま いいね~」という姉に
そのお兄ちゃんは なんと
「俺 男の子しか 抱っこしてやんないんだ」
と 言ってのけたのです。
「たまは 女の子だよ!」と 姉が言って
彼は「ええ~!!」と驚き 周りは大笑い。
それというのも わたしは 兄のトランクスを
半ズボンにして 穿いていたぐらい
男の子っぽかったので 仕方ありません。
描く絵も男ばかりで
特に「巨人の星」が得意でした。
中学は剣道部。
汗臭い道場が わたしの居場所でした。
そして 大人になってからも
「少年っぽい」と よく言われるのです。
一時期 そんな自分を変えようと
化粧をしたり スカート穿いて
ハイヒールで歩いたりもしましたが
疲れるのなんのって・・・・・。
結局 男らしく も 女らしく もない。
わたしらしくなりました。