歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

愛する子どもたちへ

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私は 病んでいます。

けれど、それは あなた達のせいではありません。

 

落ち度や 負い目を感じて、

私から目を反らさないでください。

自己防衛が過ぎて、

きつくあたるポーズも 取らなくてよいのです。

私のことで 争う必要もありません。

 

たいそうな世話は望みません。

ただ、時折 声を掛けてくれるだけでいい。

水を差し出してくれるだけでいい。

あなた達の温もりを、ほんの少し示してくれるだけで、

私は千の力を得ます。

 

もしも 私のこれまでが、

あなた達にとって 不愉快なものであり、

冷たくされたから 冷たくする 

というような事態を招いたのだとしたら、

私は甘んじてそれを受け入れましょう。

 

憎しみも 怒りも 淋しさも 憤りも 

この枕元に置いていってください。

不幸な連鎖は、私で終わりにしましょう。 

 

たいせつな子どもたち。

どうか、自分自身の愛を疑わないでください。

 

 

*施設で亡くなられた方々を看て、感じたことです。