たられば

連日オリンピックの報道がなされているようですね。

テレビがないので　

たまにネットで観る程度なのですが、

関心がないというわけではありません。

競技の衣装を作っている友人もいますし、

コーチングスタッフの身内もいます。

金メダル有力候補の選手は　

かつて　共に汗を流した仲間です。

３６５日、それこそ一日も休まずに

稽古に励んでいました。

そんな折コロナ感染し、どんなに辛かった事でしょう。

現在は復活していますが、オリンピックが

延期された時の落胆、開催されるまでの調整、

凡人には想像もできないような

苦労があったと思います。

「たられば」は好きではありませんが、

ああコロナさえなかったら、何年か後でも、

普通に観戦、応援できる時に開催されていれば

・・・・と思わずにはいられません。

自粛生活にうんざりしていた人々のタガが外れ、

感染が更にひろがり、医療現場を圧迫しています。

私の従妹はコロナ感染しましたが、

自宅待機を余儀なくされ、一週間後にやっと入院でき、

酸素マスクを付けました。

警備にも手をとられ、

治安も悪くなっていないでしょうか。

失業、倒産、華やぎの影で　

苦しんでいる人々が大勢います。

ああ　開催の費用をこの人々に

割り当てることが出来たら・・・・・。

一昨日は　女子バスケットで

日本初の準決勝進出が決まりました。

とっても悔しいはずなのに、負けたベルギーの選手が

日本チームに対して言ってくれたそうです。

「ありがとう。次頑張れ！」

それを受けて「尊敬と感謝の念を次に繋ぎます」

とのラインがありました。