歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

大仰にしない

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わざとしたんだとか 占いが当たったとか 

 

今日は厄日だとか・・・・・・

 

過剰反応しないこと

 

出来事自体に 良いも 悪いも無い

 

騒ぎ立てて 事態を悪化させるか

 

起こるべくして 起こったのだと 

 

受け止めて 冷静に対処するかだ

 

 

 

―― と、 これをUPしている最中に 

突然のにわか雨で 干した布団がびしょぬれ

 

うわーーーー!!! なんっでよーー!! くっそー! 

 

お天気姉ちゃんのうそつきー*

 

表題と真逆に散々騒いで 布団を取り入れた後 

 

晴耕雨読とばかりに

モンゴメリーの「可愛いエミリー」を読み始めました。

 

この本は 息子のお勧めで なんでも 

本を彫刻するアーチストの方から 自分の人生に

深い影響を与えた本だと紹介されたそうです。

モンゴメリーの自伝的要素が強いとのこと。

 

読み進めるうちに むか~し読んだ

赤毛のアン」シリーズの感動が蘇ってきました。

 

そこには 自由奔放な 

想像の世界が広がっていました。

小さなことに大騒ぎするアンがいました。

 

そうでなければ「恋人の小径」も「輝く水の湖水」も

「お化けの森」も 産まれなかったでしょう。

 

マイナーなことは

「小さなことにくよくよするな」ですが、

楽しいことは大いに想像を逞しくして

ワクワク・ドキドキしたいものです。

 

 

ねーねー、びっくりすることがあるよ!!

 

中学生の頃 学校から転がるように帰ってきて 

縁側にカバンを放り投げると ちゃぶ台を前に座る

姉に 私は勢い込んで話しかけました。

 

姉は読んでいた新聞から ちょっとだけ目を上げると

「なに?」と 顔色一つ変えずに言いました。

 

私はその態度が あまりにも「普通」だったので 

拍子抜けして

「ねーねー(姉)は 驚くという事がないの?」

と聞きました。

 

すると 姉は「大人になるとね 驚くことなんて 

めったにないのよ」と 答えたのです。

 

私が何に驚いて報告したがったのかは

忘れてしまいましたが その言葉だけは

「ああ 大人になりたくない」という思いとともに 

いつまでも胸に残っておりました。