2021-12-31 過去との決別 卒業式 久しぶりに訪れた小学校 意外に机が小さくて 驚いたことはない? 母親に嫌われていたと思ってた でも いざ自分が母親になってみると あれは あの時 彼女がとりうる精一杯の選択だったんだと気づく 幼い頃の記憶 幼い目で見たこと 幼い耳で聞いたこと それらは いつしか誇張され あるものは痛みとなり 私の胸に ぐずぐずと居座る もう大人になろう 今ならノーと言える 今の私は はっきり見られる 過去の記憶にしがみつく必要もなければ その上に構築された未来を 思い描くこともない ただ 今 ここに くつろいで 日々新たな私が 為すべきことをなす