裁判官にならなくていいのです
裁判官にならなくていいのです
裁くより 優しくしてあげてください
どうして おまえは いつもそうなんだと
問いつめる前に
心の傷の具合を みてあげてください
痛かったんだね と言ってあげてください
あなたはそうやって
自分自身も 責め続けています
ただ ありのままを 受け入れるとき
「なぜ?」は なくなります
わたしは かつて 自分を犠牲にしてでも
人を助けてあげたい
という気持ちが強くあり過ぎて
へとへとになってしまうことがありました。
ノーと言えないばかりに 人の問題を背負うか
ノーと言ったところで
罪悪感に苦しめられるかの状態でした。
畑仕事にしても 丹精込めて育てた野菜を
欲しそうな人にあげていたら
何の手伝いもしないのに 収穫時期になると
ちゃっかり根こそぎ持って行く人たちも現れました。
本心から喜んでやっているのならいいのですが
疲れてくると 自分がふがいないばっかりに
人を恨んでしまいます。
そして 当然ながら
わたしの身体も蝕まれていきます。
しっかりと 自分の心と身体をケアするのが
何より大切なのだと ようやく気がつきました。
自分が元気でなきゃ
人助けなんて 出来ませんものね。