歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

ファミレス

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クミコは 彼氏の両親と 食事に出かけた。

あちこち回ってみたが どこも一杯で

結局 家の近くの 

ファミリーレストランに 入ることにした。

 

「こういうとこは 初めてだわ」と 彼氏のお母さん。  

クミコはすぐに応じて

「私も 滅多に来ないんですよ。 

 だって、インスタントものが多そうだし 

 味も ね。 世に言われる 

 ジャンク・フードってな感じですしね。 

 やっぱ 理想は自然食ですよね」

 

「そうね。 地元 一里四方で採れる 

 野菜を中心とした食事が良い 

 と言われてますものね」

 

地産地消ですね」 と クミコ。

 

「ただしい」食事談義で大いに盛り上がった後 

そろそろ帰る時刻になって 席を立った。

 

彼氏が レジで 会計を済ませようとすると 

クミコが すかさず「あ! これ使って!」と 

何やら差し出した。

 

「割引クーポンですね。 毎度ありがとうございます」 チン! 

 

 

 

 

おちゃらか おちゃらか おちゃらかほい

いっつも 利用してるやんか で ほい♪

 

*コロナ前の懐かしい笑い話です。