歌う珈琲屋さん

クラシック歌曲・オーガニック珈琲

休日の朝くらい

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休日の朝くらい いの一番に 

気の重くなるような 新聞記事に 

目を通すのではなく 

 

テレビの騒音でもなく 

 

空を仰ぎ 新鮮な空気を胸一杯に吸って 

梢のささやき 鳥のさえずりに 耳を澄まそう

 

情報の洪水で 流され 錆び付いてしまった 

わたしの感性 取り戻そう

 

 

以前 保育園の勉強会で 

脳科学者をお招きしたことがありました。

 

その先生によると 子どもの脳波は 

テレビを消した後も 

二時間ほど ビリビリに乱れているそうです。

 

ですから 寝る寸前まで テレビを観せて

「早く寝なさい!」というのも 無理な話です。

 

そもそも そういう状態ですから 

テレビ漬けの子どもたちの耳には 

言葉が入っていかない 

届かないような気がします。

 

子どもたちは登園すると 

好きなだけ絵を描けるように 

いつでも紙と筆記用具が 準備されていましたが 

休日明けで 家でテレビをタンマリ観てきた

子供の絵は 不必要な線が たくさん入っていて 

保母さんたちに直ぐ指摘されました。

 

身体も硬くて ロボットのように

ギクシャク動く子もいます。

 

我が家には テレビがありません。

私の母は 年老いてからは 

ず~っと テレビの前にいました。

その大音響が苦痛でしたが 

私は テレビを観るのが 

嫌いというわけではありません。

 

むしろ 好きな方で コマーシャルさえも

真剣に見入ってしまうので 

兄姉に笑われたくらいです。

 

テレビでもラジオでも なんか言ってるのに

無視するという事が苦手なのです。

音を小さくすると余計に聞き耳建ててしまいます。

 

ですから 車の中でラジオや音楽を鳴らしながら

会話をするのは嫌です。

親しい間柄ですと

「音楽聞くか 話するかどっちかにして!」

と言います。

 

ところが 近所の知り合いは 夫さんが 

テレビをつけっぱなしにしてないと

落ち着かないそうです。

 

寝る時でさえ テレビ番組が終了して

ザーザー画面に雨が降ってもそのままで 

妻さんは 夫さんが寝入ったのを確認してから 

スイッチを切るそうです。

 

人それぞれ なんですね。